バロック様式の賃貸併用住宅
<東京都練馬区> 2010年3月竣工
バロックの時代にあった素材と色合いを再現し、
バロックの時代にあった素材と色合いを再現し、
当時の風合いを彩り、つくりあげる。
お施主様はパリの街並みやヴェルサイユ宮殿が憧れだっいうお施主様。
求めるイメージを具現化するのに必要な素材と、デザイン、そして歴史を、洋書をひも解き丹念に調べていった結果、私達が辿り着いたのがこのバロック建築。
ヴェルサイユ宮殿がまさに、バロック建築を代表する建物の一つである。
当時の建築を再現する為に、木・石・石膏・鉄・ガラス…16世紀末から18世紀にヨーロッパで存在していた素材でつくられた建物がもつ風合いと色使いを再現すること。
バロック様式のモールディングや窓枠は現代では使われていないので、バロック時代当時の建築書を見ながら、1つずつデザインしてパーツをつくっていった。
1階は両サイドの賃貸部屋の間にガレージを配置、且つ玄関の位置を変える事でプライバシーと音に配慮。
階段を上がって2・3階が暮らしの場となる。
ガレージから3階まではエレベーターで繋がる介護住宅設計。
老後の生活や収入まで配慮したコンセプト。